ホームページ制作の依頼・発注の流れ

未分類

ホームページを作ろうと思ったとき、何から始めればいいのか迷うこともありますよね。
「どんな流れで進めればいいのか」「どの制作会社に頼めばいいのか」など、初めての場合は疑問が尽きないと思います。
ここでは、ホームページ制作の基本的な流れと、それぞれのステップで気をつけるべきポイントをわかりやすく解説していきます。

1. まずは目的をハッキリさせよう!

ホームページを作る前に一番最初にやるべきことは、「何のために作るのか」を明確にすることです。
ホームページの目的がぼんやりしていると、制作会社に依頼しても的確な提案をもらえなかったり、後々修正が必要になったりしてしまいます。

たとえば、以下のような目的が考えられます。

  • 会社の紹介:事業内容や実績を伝えることで信頼感を持ってもらう。
  • 商品やサービスの販売:オンラインショップや予約機能を通じて収益を上げる。
  • ブランド認知の拡大:魅力的なビジュアルやストーリーを通じてファンを増やす。

具体例:
ある飲食店が「新メニューをもっと知ってほしい」という目的でホームページを作ったとします。この場合、写真を中心にしたメニュー紹介ページや、SNSと連携して口コミを増やす仕組みが有効です。
一方で、法律事務所なら「専門性や信頼感」を伝えるために実績や顧問契約の流れを丁寧に説明するサイトが求められます。

こうして目的をはっきりさせると、「どんな情報を載せるべきか」「誰に向けたサイトにするか」などが自然と見えてきます。

2. どんなページにするか計画を立てる

次に、ホームページの全体像を考えます。
このステップでは、どんなコンテンツや機能が必要なのかを具体的に洗い出します。これにより、制作会社に依頼する際の準備が整います。

具体的に考えるべきポイント

どんなページを作るか

  • トップページ、会社概要、サービス紹介、お問い合わせフォーム、などの具体的な構成。
  • 特にLP(ランディングページ)を作る場合は、ターゲットユーザーや目的に合わせたページ設計が重要です。

どんな機能が必要か

  • ショッピングカート、予約フォーム、チャットサポート、SNS連携、ブログ機能など。

デザインのイメージ

  • 「シンプルで清潔感がある」「カラフルでポップ」など、希望するデザインの方向性。
  • 参考にしたいサイトの例をピックアップしておくとスムーズです。

予算とスケジュール

  • どこまで制作会社に任せるかで費用が変わるため、自社で対応可能な部分(写真撮影や原稿作成など)を明確にしましょう。
  • 公開までの希望スケジュールも事前に整理しておきます。

3.RFP(提案依頼書)を作成しよう

RFP(Request For Proposal)とは、簡単に言うと「制作会社に伝える要望や条件をまとめた資料」です。
口頭だけで依頼内容を伝えると、漏れが出たり誤解が生じたりしがちです。RFPを用意すれば、正確にこちらの希望を伝えることができます。

RFPに書くべき内容

  • ホームページを作る目的
  • 必要なページや機能のリスト
  • 希望するデザインや参考サイト
  • 予算とスケジュール
  • 制作会社への質問事項(運用サポートはあるか、納品後の修正対応はどうか、など)

RFPの作成は最初は少し面倒に思うかもしれませんが、これがあると制作会社から具体的で的確な提案を受けられるため、結果的に効率よく進みます。

4. 制作会社を選ぼう!

次は、実際に制作をお願いする会社を選ぶステップです。
制作会社選びは非常に重要で、選ぶ相手によって最終的なクオリティやスケジュール感が大きく変わります。

制作会社を選ぶときのポイント

実績を見る

  • これまでにどんなサイトを作ったのかを確認。自分のイメージに近いサイトがあると安心です。

得意分野をチェック

  • ECサイトに強い会社、デザイン重視の会社など、得意分野が異なるので、自分の目的に合った会社を選びましょう。

提案力を比較する

  • 見積もりと一緒に提案内容を確認します。特に「目的達成にどう貢献してくれるか」がしっかり説明されているかがポイント。

担当者との相性

  • 営業担当者とのコミュニケーションがスムーズかどうかも大事。信頼できる相手なら、制作途中の相談も気軽にできます。

5. 制作がスタート!

制作会社が決まったら、いよいよ制作がスタートします。
この段階では、以下のような流れで進むことが多いです。

制作の流れ

ヒアリングと設計

  • 制作会社がこちらの要望をさらに深掘りし、サイトの構造(サイトマップ)やページのレイアウト(ワイヤーフレーム)を作成します。

デザイン制作

  • ワイヤーフレームをもとに、具体的なデザインを作ります。
  • 配色やフォント、写真の使い方などを確認しながら進めます。

コーディング

  • デザインが固まったら、それを実際のWebページとして動かせる形にします。HTML、CSS、JavaScriptなどの技術を使ってサイトを構築します。

動作確認

  • 複数のブラウザや端末でサイトが正常に表示されるかテストします。不具合があれば修正を依頼します。

途中で何か変更があれば相談できますが、大きな変更があるとスケジュールや費用に影響することもあるので注意です。

6. 公開&納品

サイトが完成したら、最後に公開準備を行います。
この段階では、サーバーの設定やSSL証明書の取得、SEO設定などを進めます。
公開後は、制作会社から運用マニュアルをもらったり、管理方法を教えてもらうこともあります。

運用と保守も忘れずに!

ホームページは公開したら終わりではありません。定期的な運用や保守が必要です。
たとえば、以下のような作業が運用に含まれます

  • 新しいお知らせやブログ記事の追加
  • 商品情報やキャンペーン内容の更新
  • アクセス解析ツールを使った効果測定
  • CMSのアップデートやセキュリティ対策

定期的にコンテンツを更新することで、訪問者を飽きさせないサイトになります。

まとめ

ホームページ制作の流れを押さえておくと、依頼もスムーズに進みます。
最初の計画から制作会社選び、公開後の運用まで、しっかり準備することが大切です。
制作会社の力を借りながら、自分たちの理想のサイトを形にしてくださいね!